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「ちょっとテッサ!!それはあたしの五目巾着よ!」
「違います!メリッサはもう食べたじゃないですか!」 「おいソースケ!その肉巻き寄越せ!」 「断る!!」 「ほらベン!かなめの料理は天下一品よ~!」 「いや…俺は様子を見に来ただけなのだが…」 「じゃ俺食べますよ隊長☆」 「貴様にやるぐらいなら俺が自分で食す!」 「いらないんだろ!中尉さんよ!」 「いらんとは言っとらん!!ミズ・チドリの体調の心配をして辞退をと!」 「じゃあたしがもーらいっ!」 「「ああっ!!」」 「メリッサ!はしたないです!」 「うまぁあい!!さっすがかなめ!お嫁にきてえっ!!」 「だめだ!クルツ!マオを連れて地下へ戻れ!」 「おぃおぃソースケ、俺にねぇさんのお守り押しつけんなよ。俺はいんげんのゴマ和え食うんだから。」 「おいウェーバー!それは俺の皿だ!食いたければ自分で取れ!」 「ちょっとクルツ!お守りってどういう意味よ!」 「ウェーバーさん!それは私の玉子焼きです!」 「ケチケチするなよテッサ~一個ぐらい」 「ダメです!この玉子焼きにエビマヨポテトに肉団子は私のです!サガラさん!その肉巻き私にもください!」 「了解しました!」 「ずりーぞ!俺も!」 「やらん!」 「ウェーバー!暴れるな!」 だん! 「ああもおっ!うるっさい!!!!」 「「「「!!」」」」 「ちょっと!!少しは静かに食べられないの!?テーブルの上がぐちゃぐちゃじゃないの!」 気が付けばかなめが腰に手を当て仁王立ちしていた。 宗介とかなめがお弁当を食べ始めてすぐマオとテッサが加わり、すぐ後にはクルツとクルーゾーが入ってきて医務室は食料争奪戦が繰り広げられた。 当初真面目なクルーゾーが宗介にかなめの容態を確認したり、テッサがセキュリティーの強化報告などの今後の話をしながら暫くは静かだったのだが クルツとマオがあまりにも食べるのでテッサと宗介が自分の食料を確保しにテーブルに戻り…今に至る。 はじめは皆ご飯も食べず動いてくれてたんだと嬉しく思い大人しく見ていたかなめも、どんどんエスカレートしていく彼らに限界が来た。 「保健室では静かにしなさい!」 「かなめ…ここは保健室ではなく」 「やかましい!!もうご飯あげないわよ!」 「それは困る」 つい気になって突っ込んでしまい一喝され不可視の尻尾が足の間に入っていった。 続く PR |
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