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「落ち着いた?」
「ん…」 しばらく泣いて宗介は静かになった。 それを見計らってするりと腕から抜ける。 「…」 少し寂しそうな顔で宗介がかなめをみた。 「なんて顔してるのよ~ほら…食べよ。」 まったくもう。とため息をつき、かなめは火を付けた。 のろのろとテーブルにつく宗介の前についでに簡単なサラダを作って並べる。 「はい。」 「あぁ…ありがとう」 「いただきま~す」 「いただきます。」 かなめは覚悟を決めて一口食べる。 すると 「本当だ…まずくはない…」 美味すぎる!訳ではないが普通に美味いレベルだ。 「少佐が作ってるのを思い出しながらやってみたのだが…」 「見た目はあれだけどね」 「むぅ…」 宗介が首を傾げている。 「やっぱり分量よ分量。」 かなめはそう結論付けて食事に集中した。 「そうだな…」 宗介もそれ以上は何も言わなかった。 カリーニンを想いながら宗介はボルシチを食べた。 後日 「まま~!」 「なに~?」 「ぱぱがね!あいなにはおじいちゃんが3にんいるっていうの」 「そうよ~パパにはパパが二人居るのよ」 「どうして~?」 「パパのパパはアンおじいちゃんなんだけどお星様になっちゃったの。そしたらマデューカスおじいちゃんがパパになってくれたのよ」 「よくわかんない」 「もうちょっと大きくなったらね」 「むぅ…」 「わぅっ!」 首を傾げている藍奈の横でぶんたが尻尾を振って返事をした。 いつかちゃんと 大きくなったら… END うわぁ なんだこれ! 宗介ってカリーニンさんをなんて呼ぶんだろ? パパじゃないし ダディじゃないし 親父殿? でも父さんって呼ばせたい☆ 私の趣味です(笑) カリーニンさん亡き後はマデューカスさんが養父になっています。 テッサの要望で(笑) せめて親戚になりたいんですっ! ていうわけです(笑) PR |
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